厳粛・荘厳な場所として、いっつも身が引き締まるような学会会場。そのような場にお子さんを連れていくなんて、とても、とても……という方も多いのではないでしょうか。でも、最近では託児施設を設けている学会もよく見かけるようになりました!
では、実際に託児施設を利用する際にはどのような注意が必要なのか? そもそも託児サービスを行っているかどうかをどうやって知ったらいいのか?などなど、気になることたくさんあるはず。お子さんがいることで学会参加をあきらめようとしているみなさん、上手にサービスを活用しながら学会に参加していきましょう!!
※以下は、2025年11月開催の学会を調べた内容に基づいております。ご自身が参加したい学会のサービス内容を必ず調べたうえで参加・利用をご判断ください!
参加したい学会に「託児サービス」があるかを知る!
自分が調べた範囲では、託児サービスの有無について学会サイトでは大きく2箇所で掲載されていました。
1. 学会サイトのメニューに記載
各学会のサイトには「HOME」「会長挨拶」「プログラム」などが並んだメニュー部分があるかと思います。その中に「託児所のご案内」が見られる場合があります。
2. 「参加者へのご案内」内に記載
上記メニュー部分に「参加者へのご案内」といったものがほぼすべての学会で用意されています。そちらのページにとぶと、いろいろな記載が見られるところに「託児サービスについて」といったかたちで記載されている場合があります。
また、稀に見られるパターンとしては「託児所は設けておりませんが、会場内へのお子さんの入場も認めております」といったものもありました。こちらは(泣いたり発話の可能性が考えられる)就学前のような小さなお子さんはさすがに難しいような気もしますが、会場の雰囲気に留意できるような年齢であれば、発表会場でも保護者と一緒に入場できるかと思います。
お子さんの対象年齢は?
今回調べた範囲では、「実にいろいろなパターンがある」となります。
まず最低年齢ですが、こちらのほうは意外と統一されていて、「生後6ヶ月以上」からの受け入れが多く見られました。これは一般の保育施設とも変わらないのかもしれませんね。
様々なケースが見受けられたのは上限のほう。就学前の場合もあれば、小学生までならOKといった場合もありました。あるいは小学校低学年までといったものもあり、ご自身が参加される学会の規定をよくご確認ください!
(上限以上のお子さんを連れていきたい場合には参加も諦めざるを得ないのか、という気もしますが、そのぐらいの年齢になればお留守番もできるのでしょうか?)
利用料金と時間は?
こちらも本当に様々ではありました。
おそらく学会事務局側の負担かと思われる「無料」のものもある一方で、費用がかかる場合には、2,000円から3,000円が一般的なようです。無料とはすごいですね!
利用時間のほうですが、受入れ開始がその日の最初の演題開始時間の15〜30分前から、引き渡しは最終演題終了後までといった感じが一般的なようです。1日フル参加されたい場合などはとっても助かりますよね〜
申し込みの締切は意外と早い!
様々な学会の申し込み要項を見ていて思ったのは、意外と申し込みの締切が早いということです。
学会当日の3週間前から1ヶ月前が一般的なように感じました。まぁ、受け入れ側の準備を考えれば当然とも言えるのですが、一人で参加しようとしていたところに開催週などで突然、託児の必要が生じた場合などは規定上は申し込みが難しいということになります。
(定員に足りてない場合などに、直前でも申し込みが可能になるかなどは調べておりません。すみません! 問い合わせてみるのもいいかもしれませんね)
お子さんの飲食物は持参がほぼ必須!
託児施設内で飲食してもらう場合、お子さんのご飯や飲み物、おやつなどは調べた限りのすべてで持参となっておりました。連れ出してのお食事も可能なようなので、ある程度の年齢に達していればそちらでもいいかもしれませんね。
注意が必要だと感じたのは、冷蔵やレンジを持たない施設も多いようで「常温で食べていただけるもの」の持ち込みを依頼しているケースもありました。
また、おやつとして「チョコ・こんにゃくゼリー・ガム」を不可としている場合もあるなど、申し込む場合にはどのような規定となっているのか確認したうえで利用したいものです!
その他の留意点
- 保護者の身分証明書持参は必須
- 託児申込書はほぼ必須として、学会によってはその他にも3〜4種類の書類提出が必要なケースも!
- 発熱や体調不良については当日に相談の上、受け入れてもらえる場合もある(逆に言えばお断りの場合も)
- 何らかの特別な配慮が必要な場合には申し込み時や当日に必ず伝えること
- (あまり考えたくはないですが)万が一の事態が生じた場合には託児所側の保険で対応するとのこと
まだまだ気になるところはあるかと思いますが、学会における託児サービスについて以上のようにまとめてみました。途中に何度も記しましたが、本当にいろいろな違いがあるなぁというのが実感です。
また、感触でしかありませんが、学会やイベントの運営を常々行っているような大規模な会場のほうが設置率が高いような気もします。
まずは参加されようとしている学会でサービスが利用できるのか、利用できるとしたらどのような規定となっているかをよく確認するようにしましょう。普段なかなかお子さんとの時間が取れないという医療者の方も多いはずですが、移動時間なども含め少しでも楽しめる時間にできるといいですね!

