25年11月1日・2日の両日、熊本県の熊本城ホールで開催されるのが
「第12回日本サルコペニア・フレイル学会大会」です。
大会テーマは「知行合一 〜サルコペニア・フレイルの臨床本質~」。
会長挨拶では”知識と行為は一体であり、真の知識は実践によって裏づけられていなければならないという意味”が
込められているとありますが、進展すさまじい分野の学会が楽しみですね!
学会概要
- 学会名:第12回日本サルコペニア・フレイル学会大会
- 日 程:2025年11月1日(土)〜2日(日)
- 大会長:吉村 芳弘 先生(熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養研究センター⻑)
牧迫 飛雄馬 先生(鹿児島大学医学部保健学科 理学療法学専攻 教授) - 会 場:熊本城ホール(熊本県)
- 公式サイト:https://www.c-linkage.co.jp/jasf2025/index.html
注目ポイント
プログラムの注目点は?
・今年の3月に公表された『サルコペニア・フレイルの予防・改善に関するデジタルヘルスのガイドライン』は
ご存知でしょうか。サルコペニア・フレイル予防に向け、デジタルテクノロジーをどのように活用すべきか、
その可能性を享受すべく導入に向けた指針となるのが本ガイドラインとなります。
・上記ガイドラインの解説セッションが2日、13:50から第2会場で行われます。
演題は下記のとおり。ご登壇者のお名前をみても、かなり力の入ったセッションであることがわかります。
- 『サルコペニア・フレイルの予防・改善に関するデジタルヘルスのガイドライン』の概要
井上達朗先生(新潟医療福祉大学 リハビリテーション学部 理学療法学科) - フレイル予防改善に関するデジタルヘルスガイドライン
百崎 良先生(三重大学医学部附属病院リハビリテーション部) - サルコペニアの予防・改善に関するデジタルヘルスのガイドライン
牧迫飛雄馬先生(鹿児島大学医学部保健学科) - サルコペニア・フレイルの非薬物療法ガイドライン
若林秀隆先生(東京女子医科大学病院リハビリテーション科)
急に「デジタルヘルス」と言われても、イメージしにくい部分はあるかと思いますが
著名な先生による解説によってまずはどのようなガイドラインになっているのか
確認してみるのもいいかもしれませんね。
・1日、8:50からは第3会場にて「サルコペニア肥満の現状と課題」というシンポジウムがあります。
サルコペニア肥満。気になる用語ですね。
こちらにも若林先生が登壇されるなど、注目のセッションとなりそうです。
初日の早朝ということでなかなか参加も大変かもしれませんが、早起きは三文の徳となるはずです。
会場の熊本城ホールには?
学会サイトにも、もちろんアクセス情報はあるのですが、
熊本城ホールのサイトのほうが詳細な情報が掲載されているように思いますので
下記リンクをご覧ください。
早朝のラン&ウォークも開催!
最近は本当によく見かけるようになりましたが、本学会でも早朝イベントが行われるようです。
その名も「知行合一チャレンジ 〜熊本城Run & Walk〜」!
参加費は無料。ランニングとウォーキングそれぞれコースが用意されていて、
秋の早朝、気持ちよく熊本を探索するのもいいですよね!

